バイオ炭の効果や影響などをご紹介

BIOCHAR

自然由来の木質資源を高温で炭化させ、炭素を閉じ込めたまま安定した状態で活用できるのがおすすめのバイオ炭です。燃料ではなく資源としての炭が持つ可能性や廃木材の活用による生態系・環境保全への影響などをご紹介しています。土壌改良や水質浄化、温室効果ガスの削減といった具体的な効能に加え、使い終わったあとも環境中で長く留まり続ける特性が注目されております。

廃木材を資源化して環境や経済に貢献

集中豪雨や台風などの自然災害によって、山間部から流れ出た大量の木々がダムに滞留し、水辺の機能を妨げています。更に、森林整備によって発生した伐採材の多くも、利用先が見つからず放置されることが少なくありません。これらの木材に着目し、環境や経済に貢献する資源へと生まれ変わらせるバイオ炭の製造を手掛けております。廃木材を炭化し、純国産のバイオ炭として提供しています。

生態系や自然を守る取り組みを推進

ダムに流れ込んだ大量の流木が堆積すると水の流れが滞り、水質や景観、生態系全体に深刻な影響を及ぼします。腐敗が進むことで水中の酸素量が低下し、魚類や微生物の生息環境が脅かされることもあります。そこで、回収した流木を原料としてバイオ炭を製造し、資源としての価値を高める取り組みを行っています。長期間安定した状態に変えることで、農業や環境整備の現場で役立っています。